先日『妻が放った爆弾を10分で処理できるか』という記事を書きました。
話の概要は以下です。
妻の職場で委員会があり、リーダーである同僚Aさんが発表物の案を決めたから同僚Aさんに作成をお願いした。適宜進捗を尋ねたが一向に進む気配がない。来週にお披露目が迫っていて、このままでは妻も手を出さないといけない。それでもやもやしている。
詳細はタイムリミットは10分|妻の放った爆弾を処理できるのか|聴く日記2を参照してほしいのですが、私は「自分のできる責任の取り方を考えてみたら」と伝えました。
事態は同僚Aさんが発表のたたき台を作ってきてくれて、妻は派生した業務を引き受けることでおさまったようです。
この話には補足情報があります。
今回は『もし時間が十分にあって、やり直せたら、どう対応するか』を振り返ります。
- 発表物を決める時に、妻は突発的な対応で不在だった
- 妻は別の案を提示していた
この情報より、妻は決定事項に関して不本意だった可能性があります。これを加味して、私はどう対応するべきだったのでしょうか。
前提情報もおさらいしておきます。
- 私との会話は「愚痴っていい?」で始まっていた
前提情報に補足情報を加味しても、私は聴くに徹するべきと考えます。私には事の全貌を把握するのは困難ですし、おそらく妻も求めていません。事態に対応するのは妻なので、行動を決めるのも妻が良いのです。
補足情報より考えられる妻の不本意感・蔑ろにされた感・そこからくる憤りを言葉にするのが良い気がしました。これは、私が『正解をあてる』というよりは、妻も自分の気持ちに向かうように促す感じです。そうすれば、妻がおのずと自分の気持ちに気づくはずです。
それらの気持ちから、妻は『同僚に任せる』といった短絡的な行動を取った可能性があります。仮にそうだとしたら、妻が気持ちと対応の繋がりを認識する必要があります。
また、近しい私に少しでも気持ちを理解された感があれば、同僚と向き合えるのではないでしょうか。安全吉は大人にも必要だと思います。
- 愚痴を聴くスタンス
- 補足情報から妻がどう感じていたか掘り下げていく
- どうすればいいか聞かれた場合のみ具体的な意見を言う
この案、いい気がします(自画自賛)
傾聴界隈では『話し手の感情や気づきにフォーカスをあてる』と言われているので、基本方針の2はあながち間違っていないと思います。
家族の普通の会話だったら、だいたいこの方針でいいんじゃないかな。
しばらく意識して、この方針でいこうと思います。
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