先日、右足を痛めてしまいました。
原因はひとつに絞れないのですが、思い返すといくつもの「積み重ね」があったように思います。毎日の散歩、腰痛予防の後ろ歩き、ベアフットシューズでの歩行、そして高強度のスクワット。健康のためにと思っていた習慣が、いつの間にか逆効果になってしまいました。そのことに少し落胆しつつも、同時に学びもありました。
今回は、自分なりの振り返りをまとめつつ、運動習慣との向き合い方について考えてみます。
散歩が楽し過ぎた
毎日1時間程度の散歩を続けていました。
爽快感もありましたし、散歩しながらAIに独り言をしてブログのネタ出しや悩み事を解消するのが楽しくて、自然と歩数が増えていました。
午前中で1万歩歩いちゃうのもざらでした。
いつの間にか「いつでもパフォーマンスを高く維持する」ための手段だった散歩が目的化してオーバーワークしてしまったように思います。
後ろ歩きとスクワットの負荷|分散の足りなさ
腰痛予防に良いと知り、散歩中に15分ほど後ろ歩きを習慣にしていました。
実際、筋肉に効いている感覚もありましたが、一方で右足に痛みが出始めていたのを「筋肉痛だろう」と評価して続けてしまいました。
ここでも「いつでもパフォーマンスを高く維持する」という目的を見失っていた気がします。
身体を痛めてしまってはパフォーマンスの維持どころではないですよね。
さらに、タバタ式トレーニングでスクワットを4分間。
休憩を挟みつつも全力で行っていたため、これが足への“ダメ押し”になった可能性があります。振り返ると「足」ばかりを酷使していたことに気づきました。
過度の集中にはデメリットもあるのです。
足に集中したトレーニングを選んでいたせいで、一旦トレーニングを全部抑えないといけなくなりました。
足腰を使う仕事を意識し過ぎていたのかも
新しい職場で入浴介助の仕事を始めると決めた時、まず気になったのは「腰を痛めないかな」ということでした。介助の現場では中腰や持ち上げる動作が多くなります。以前、看護師として働いていたときに慢性的な腰痛を抱えてしまった経験があるので、また同じことになるのではないかという不安がどうしても頭をよぎりました。
そこで日常に取り入れてみたのが「後ろ歩き」です。腰痛予防に効果があると耳にして、試しに始めてみました。普段使わない筋肉も動かせている感覚がありました。少しずつですが体幹が鍛えられている実感があったのです。
振り返ってみると、トレーニング習慣は足腰に負担をかけるものが多かったように思います。散歩や筋トレは健康のために欠かせない習慣でしたし、ベアフットシューズも足に負荷をかけてしまいます。結果的に同じ場所に負担を集中させてしまっていたのかもしれません。
「体は資本」という言葉は本当によくできていると感じます。体を損なってしまえば、仕事も生活も思うように進まなくなってしまいます。
今回は、意識が足腰に集中し過ぎていたと反省する次第です。
まとめ|過度の集中はハイリスク・ハイリターン
今回の学びは以下の通りです。
- 運動メニューが足に一点集中していた
散歩とスクワットに偏っており、身体を分散して使えていなかった。 - 代替手段を考えていなかった
自転車や上半身の運動など、他のアプローチを組み合わせていればバランスが取れたかもしれません。
過度の集中はハイリスク・ハイリターンです。
例えば、株式投資やコミュニティです。
株式投資は一点集中買いすると値上がりの恩恵を受けやすい一方で値下がりのダメージも大きくなります。
コミュニティも家と職場だけしかもたないと、どちらも上手くいかないと人生が終わった感じすらうけます。どちらか一方で心理的安全性を感じられたら、もう一方で頑張れる気がします。
仕事や趣味も同じなのではないでしょうか。どちらも身体の一部に過度に依存するものだと崩れ落ちる時は一緒です。
過度な集中、あなたはしていませんか?
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