小学生行き渋りの休ませる判断基準|不安は残るが大丈夫、お父さんは今なんかイケてるから|聴く日記5

不安がありつつも、内側から自信が湧いている父 人生を攻略する原則
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何度目だろうか。

小学校3年生の娘の「学校行きたくない」

結論から言うと、今回は学校に行かせた。

当時はこの選択に若干の迷いはありつつも、私の中では様々な判断基準ではじき出したつもりだ。

本当は『遅刻して、休む時間をつくる』がベタ―と考えたが、娘には受け入れられなかった。

この後、『一般的に考えたら『学校に行かせなくてもいい状況』だけど、個別性を考えたら『学校に行かせても大丈夫』と判断していたんじゃないか』と分かることになる。

一般的と個別性の間をとっての遅刻の判断だ。

あとはこの選択に良くも悪くもついてくる結果に興じるわけだ。私の大好きな『主体性』のなせる業だ。

この判断の影響で夜眠れなくなることが考えられたので、ひとまずノートに20分間思いのたけを綴った。

世間では筆記開示とかジャーナリングと呼ばれる科学的に効果がみられる手法だ。

このおかげで、考え事で眠れなくなることは減ったし、自然と解決方法を考えられるようになったと感じている。

筆記開示やジャーナリングは自分を知るためにおすすめである。

私には自分の取り扱いがだんだん上手くなってきている実感がある。

今回の手書きで以下のことが判明した。

  • 娘が「学校行きたくない」と言い始めたタイミング
  • 娘は週末に慣れない事をいくつかこなしていた
  • 当時私は小1長男の学校の準備の手伝いに集中していた
  • 娘は私に似たのか完璧主義気味かも
  • 親が出来る完璧主義対策

なんでそうなる?と思うようなポイントも出ているが、手書きの力とはそういう物だ。

斜め上を行く解決策が見つかったりする。

娘を登校させた判断基準

本題に戻ると、娘は学校の授業を全て受けて帰ってきた。

帰宅した時の様子を見た限り、状態は『悪くはなさそう』であった。

帰宅して、宿題に時間がかかったり、途中で話しかけてきたり、集中力には欠いていたが、想定の範囲であった。

私も子育てというか、娘とのかかわり方に慣れてきた。

冒頭に『一般的な学校を休ませた方がいい状況』とか『個別性をみたら学校に行かせても大丈夫』だとかのたまったが、娘がいない間に一般論についてAIと確認した。

AIに聞いた小学生の行き渋り、学校に行かせるか休ませるか判断基準のポイント
  • 朝に頭痛・腹痛などの体調不良が頻繁にある
  • 登校前に涙を流す、パニックになる
  • 学校の話をすると極端に落ち込む

学校に行きたくなくなる原因があって、身体や精神に不調を来たしている場合は登校させっるべきではないと抽象化できると思う。

娘は涙を流していたので、ちょっと当てはまっていた。

そんな娘を登校させた理由は個別の判断基準にあった。

娘を登校させたのは『頑張る力が足りてないけど、娘にとって学校にはポジティブな要素の方が多そうだったから』だ。

ゲームっぽく例えると娘は『HP低めでダンジョンに潜ったが、潜ったダンジョンには随所に薬草があり、いうほど強いモンスターがいるわけではない』状況だから登校させた。

娘にとってのポジティブな要素(薬草)は以下の通りだ。

  • 友達関係はうまくいってそう
  • 勉強は不得意ではない
  • 作業興奮が働くことが多い

AIに聞いた時に引用されたブログで『親は子どもが大丈夫かどうか肌感覚で分かってくる』の様なくだりがあった。

個別基準については、まさにそんな感覚だ。

『センスとは知識にもとづく予測である』という言説があるが、今がそのセンスを発揮している時なのだろう。

判断材料が増えてきて、登校させるかさせないかどれだけ判断しやすくなったことか。

もちろん親のセンスに頼りっぱなしは良くない。

私の身勝手な判断、いわゆるバイアスがかかってくることは認識しておかなくてはならない。

登校することが娘にとってどんなメリットがあるか、デメリットがあるか、なるべくフラットに判断する必要がある。

自分で選択したら、あとはどう転んでも前に進める。

主体性とはそういうものだからだ。

本題に戻る。

不安の種はまかれている

しかし、泣いて「行きたくない」と言ったのにも関わらず、登校させた影響はあるかもしれない。

「お父さんに話しても聴いてくれない」状況になりえるのだ。

私として、その状況は不本意である。

言い訳としては「遅刻を提案してみたけど、娘は承諾しなかった」わけだが、娘が私の意をくんでくれるとは限らないし、意をくんでくれる前提はダメだろう。

言い訳ついでに懺悔もしておこう。

その前になぜ娘のHPが減っていたかを説明させてほしい。

HP満タンでなかった理由は週末に不慣れなイベントがあったからだ。

友達を家に招いたり、見知らぬ人が多い集会に参加したり、要は気疲れだ。

私のHPに対するアフターフォローが足りなかったわけだ。

そして懺悔だが、HP不足と早々に当たりを付けていたせいもあり、娘に対して「疲れちゃうなら、友達は家に呼べないね」なんてことを言ってしまった。

これは悪手中の悪手である。

勝手な決めつけだし、脅しだし、親としても聴く態度としても褒められない。

教科書からしても、私の信念からしても、だ。

思っていても口に出してはいけない事がある。

ストレスに必要なものと不要なものがあるとしたら、週末に経験したストレスはどれも代え難い必要なストレスだった。

親としてそれを選んだのならば、どこかでフォローしないといけなかった。

私にはそのつもりがあったし、出来る環境にいる。

幸い私の蒔いた不安の種は、今のところ芽はだしていなさそうだが、私が気づいていないだけかもしれないので予断は許さない状況である。

雨を降らせることは出来なくても、雨を降らせる努力は出来る

こうやって振り返ると、やはり登校させて良かったのかは悩むところだ。

きっとダメだっただろう。

しかし、学校で得られるものは多い。

友達、勉強、様々な経験。自宅にいるだけでは出来ない事が多い。

『可能なら登校してほしい』のが本音である。

今回気付いたのは、『「行きたくない」と言った時にどう考えるかは大事だが、その前に出来る事が沢山ある』ということだ。

最近思うのだが、私には沢山の事が出来る。

またまた脱線するが、成長はy=xの数式の様に一直線ではないという。

急にふわっと視界が広がったり、色々な物が見えるようになったりした経験がある。

一定の知識や経験が貯まったら、ステージが上がる感じだろうか。

子育てにおいて、今そんな感覚がある。

子育てが万事上手く行っているわけではない。

万事うまく行くように、色々な事が出来ている感覚があるのだ。

人はコントロール出来ないけど、自分の行動はコントロールできる。

そこら辺の分別がやっとついてきたのかもしれない。

センスが身についてきたのかもしれない。

とにかくなんかイケてる状態なのだ。

今回の行き渋りも私のコントロールできる範囲で防げたと思っている。

こう言うとヘリコプターペアレントみを感じそうだが(笑)

ヘリコプターペアレントとは子供に張り付いて、色々口出す親のことだ。

これは教科書的にはイケてない子育てだ。

私が言う生き渋る前に出来る事とは『ストレスで体調を崩さないように観察し、ストレスを軽減する関りやストレスを乗り越えられるような関りを提供する』感じだろうか。

私はやはり、ヘリコプターペアレントかもしれない。

ヘリコプターペアレントの告白も済んだことだし、この記事もまとめに入ろう。

子育てに関わらず、なんかイケている感覚

主夫になって数年経ったが、なんだかイケてる感覚がある。

(あくまで主観であって、妻から見たらイケてないと思う。)

一言で言うと、自分の扱い方が分かってきた感覚があるのだ。

『人生を攻略する原則を集める』と銘打ってブログ運営を始めたが、人間という生き物の扱い方が少しずつ分かってきたのかもしれない。

主体性に関しては万人に必要だと思っているし、手書きに関しても人間の脳の仕組みを考えると理にかなっている。

知らないことは認識できない。認識出来たら、意識して関与できる。

今、私の手に届くものが沢山ある。

それでもまだまだ届かないものだってある。

これからもまだまだ手の届いていない原則を探すことをやめられそうにない。

ノウハウコレクターにならないように注意は必要だが、主体性をもって選択と集中、あくまで行動重視で行く所存だ。

屁理屈も大分極まってきたところで、今日はお開きにしよう。

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