あなたは『HUNTER×HUNTER』という漫画を知っていますか?
『HUNTER×HUNTER』は連載と休載を繰り返しているのにも関わらず大ヒットしている漫画です。
『HUNTER×HUNTER』には念能力という重要な概念があります。
力を増幅したり、物体を生み出したり、人や物を操ったりする特殊能力です。
念能力は漫画の中の概念ですが、現実世界に存在するとしたらどうでしょう。
私はその特殊能力が現実世界に存在することを突き止めました。
もし、そんな特殊能力者があなたの周りにもいて、あなたに悪意を向けてきたとしたらどうなるでしょう。
漫画の様に命を奪われることは、そうそう起きないでしょう。
でも、お金をだまし取られたり、相手の意のままに操られたりしていたとしたらぞっとしませんか?
私はその特殊能力の鍛錬中です。
その特殊能力とは『聴く』ことです。
『聴く』ことを勉強していると『HUNTER×HUNTER』の操作系念能力と類似点が多いことに気づきました。
あなたが本記事を読むメリットは『操作系能力を会得するきっかけ』になることです。本記事を読むことが操作系能力の発動条件の一つになるからです。
しかも本記事を読むだけで悪意ある操作系能力者への対抗手段になり得るので、是非読んでいってください。
聴くこととは
本記事での聴くことを整理します。
- 相手の話している表面的な内容だけでなく、感情を知ること
- 相手を無条件に受容すること
- 相手をジャッジしないこと
- 自分の経験を通して判断しないこと
技術も大切ですが、その土台にある姿勢が最も重要です。
聴くことと操作系念能力の似ている点
聴くことと操作系念能力が似ている点は以下の通りです
- 発動条件
- 誰でも使えるけど、知らなきゃ一生知らないまま
- 人を操ることが出来る
似ている点①発動条件
- 練習で発動させる(理論を勉強する)
- 技を食らう(聴いてもらう・聴く体験をする)
念能力の発動条件は『ゆっくり起こすか、ムリヤリ起こすか』です。念能力はオーラと言う生命エネルギーを用いて行います。
『ゆっくり起こす』とは努力して念能力を会得するルートです。瞑想や禅でオーラを感じ、精孔というオーラがめぐる穴を少しずつ開くルートです。
『ムリヤリ起こす』とは、外からオーラを送り精孔をムリヤリあけるルートです。『ムリヤリ起こす』はオーラの送られ方で怪我をすることもあり得ます。
『聴くこと』もゆっくり起こすか、むりやり起こすかの2つの発動条件があります。
ゆっくり起こすとは、本などで学ぶことを指します。
ムリヤリ起こすのは、聴いてもらう体験や聴く体験をすることにあたります。
個人的に、勘が良い人は体験だけで能力に気付けますが、理論の勉強も揃わないと真の発動にはならないと思っています。
私は理論を知る前に『聴いてもらえる』体験をしていましたが、『聴く』力には気づきませんでした。
なんとなく『この人にはこれ以上近づかない方がいい気がする』『この人の前では落ち着く』と感じる程度でした。
似ている点②誰でも使えるけど、知らなきゃ一生知らないまま
基本的に念能力は念能力者にしか認知が出来ません。
一般人には『何か嫌な感覚』しか分からないようです。
『聴くこと』も似たようなものだと思います。
私は最近になって理論を勉強する機会がありました。
そこから振り返ると、『聴く』能力が高かった人を2人だけ思い出しました。
理論を勉強しなかったら、『聴くこと』を認知することは無かったかもしれません。
似ている点③人を操ることが出来る
念能力は人を操ることが出来ます。
悪意を持った念能力者に利用されたら一巻の終わりです。
『聴くこと』も人を操ることが出来ます。
例えば、何かにはまり、お金をつぎ込ませることが『聴くこと』で人を操るに当たります。
『聴く人』に悪意があれば、それを利用するかもしれません。
お金を貢がせたり、都合よく動いてもらったりするわけです。
『洗脳』とか『マインドコントロール』があるところには、少なからず『聴く』が関わっているのではないでしょうか。
一方で『聴く』を良い方向に活用したらどうなるのでしょう。
『聴くこと』には相手の自信をみなぎらせる効果があります。
自己肯定感が高まると言ってもいいかもしれません。
『聴くこと』には否定することが入っていないからです。
さらに『聴いてもらう』ことで自分の大事な信念や価値観みたいなものを受容されます。
私は他にも『その人の能力を1.1倍にする』みたいな効果もあるんじゃないかと思っています。
ゲームで言う、『バフをかける』という状態です。
『デバフをかき消す』がよりいい得ているかもしれません。
価値・信念を受け入れられていない状態は、足枷をつけているような状態だと考えるからです。
価値・信念が分かっていない状態も、人生の判断軸がないという意味で足枷が付いている状態かもしれません。
その足枷を取り払ってあげられる一つの方法が『聴くこと』です。
これも良い意味で操っていると考えました。
悪意ある能力者に操作されやすい人
『HUNTER×HUNTER』の世界では、操作系能力者の発動条件を満たさない事が操作されない方法となります。
具体的な人の操作条件は以下の通りです。
- アンテナを突き刺される
- 口と口でキスをする
聴くことによる操作条件は以下を考えました。
- 『聴くこと』について、無知な人
- 誰かに自分を理解されている感が薄い人
それぞれ、解説します。
『聴くこと』について、無知な人
『聴く』の発動条件の一つに『理論を勉強する』がありました。
理論を勉強することで、『聴いてもらう』効果を知ることが出来ます。
『聴く』効果を知らない人は、相手から感じる『聴いてもらう』ことによって生じる影響を別のものと勘違いします。
それは運命かもしれないし、好意的感情かもしれません。
これが『聴いてもらった』効果だと認識できれば、その人との関係性と切り離して考える事ができます。
私は、『聴くこと』を知った上で、有料で話を聴いてもらった事があります。
その際に『聴く』について知っていたのにもかかわらず、相手を応援したい気持ちになっていました。
お金という対価を払って『聴いてもらった』のにも関わらずです。
『聴いてもらう』ことには返報性の原理が働きやすいのかもしれません。
それだけ、受けた恩が大きいと言うことでしょう。
これが『聴く』ことについて無知であったら、自分の感情として捉えて、相手を好きになっていたかもしれません。
『聴くこと』の影響を知っている事自体が、操作に対する防衛手段になる
『聴くこと』の効果を知っていれば、自分の感情が『聴いてもらった』ことによるものだと理解できます。
自分の相手への感情を一旦客観視できるのです。
客観視した後で、好きになるなら、それは本当の好きかもしれません。
いろいろな書籍で『聴く人はモテる』と書いてありますが、このことからも証明できそうです。
回りに自分の価値・信念が理解されている感が薄い人
自分の価値・信念をわかっていない人は何事にも迷いが生じます。
迷った時は自分の価値・信念に基づいて選択出来ないからです。
私には『合理的に生きたい』『健康的でいたい』という価値・信念があります。
これらの価値・信念に気付いたことで、多くの選択肢で迷うことがなくなりました。
自分の価値・信念を受け入れてもらえてないと疎外感を感じます。
『聴く』能力が高い人は、相手の価値・信念に導く能力が高いです。
そして人は自分を認めてもらえたら、その人にお返しをしたくなります。
疎外感を強く感じていると、周囲とのギャップによって、『聴いてくれた人』へのお返しをしたい気持ちがより強くなります。
そして『聴いてくれた人』に依存し易くなります。
これが自分の価値・信念が理解されている感が薄い人が操られる理由です。
自分の価値・信念を把握することが悪意ある能力者からの防衛手段になる
自分の価値・信念を把握する方法を一つ紹介します。
『ストレスを感じた事象から、何がストレスだったのかを探る』ことです。
ストレスを感じたということは、少なからずあなたの大事な物が侵害されているからです。
ストレスを拠り所にして、価値・信念を明確にしていきます。
以下の方法でより明確にします。
- AIとの壁打ち
- ノートなど見える形に書き出すことで、外在化する
- 人に話を聴いてもらう
『ハッとする気付き』『しっくりくる感じ』を頼りに進めてください。
始めは人に聴いてもらう方法が簡単ではありますが、人を探す手間と、良い人に巡り合える前提になってしまうので、ひとまずAIか自分との壁打ちを推奨します。
私はノートに出来事や感情を書き連ねて、気持ちの安定化と価値・信念の明確化に活用しています。
私が目指す能力者像
『HUNTER×HUNTER』の能力者で例えてみます。
それは『モレナ=プルード』です。
モレナの能力はモレナ登場後すぐに解説されているので、ネタバレ影響は少ないと判断して能力を紹介します。
- 能力名『恋のエチュード(サイキンオセン)』
- モレノの唾液を通じてメンバーが増殖していく(モレナを含めて最大23名)
- メンバーは人を〇すとレベルが上がり、オーラの総量、威力が増していく
- レベル20を超えると独自の能力が発現する
- レベル100に達するとそのメンバーも0患者となり、独自のコミュニティを形成できるようになる
少しおどろおどろしい能力ではありますが、この能力自体は悪い物ではありません。
能力を使う人次第なのです。
念能力の概念の中でも、この『恋のエチュード(サイキンオセン)』が『聴く』とリンクしました。
- 関わる人の能力を少し底上げする
調子が良くなる、悩みが減る、自信がつく、人生が好転し始める等 - 関わった人が『聴く』チカラを知り、次に伝播していく存在になる
こんな能力者を目指します。
コミュニティに一人は欲しい能力ではありませんか?
大げさな話ですが、この能力者像を愚直に求め続けていれば、日本も世界も良くなる気すらしています。
私は世界を変えたいなんて大それた目標はありませんが、私と関わってくれた人だけでも人生が良くなって欲しい。
そんな思いがあります。
私はリアルタイムで連載を追いかけていないのですが、モレナの能力の秘密がさらに明かされた場合には、『聴くこと』との関連性を探ってみようと思います。
まとめ
本記事では、人気漫画『HUNTER×HUNTER』に登場する「操作系念能力」と、現実世界での「聴く力」の類似性をテーマに、聴くことの重要性とその力が持つ影響力について解説しました。
聴くことは現実の「操作系念能力」
- 聴く力は、相手の言葉だけでなく感情や価値観まで受け止める力。
- 技術よりも「相手を受け入れる姿勢」が重要。
- 聴くことで相手の自己肯定感を高め、良い意味で「操る」ことができる。
念能力との共通点
- 発動条件がある:理論学習と体験で力が発動する。
- 誰でも使えるが、知らなければ一生気づかない。
- 人を操ることができる:悪意があれば人を都合よく動かすことも可能。
操作されやすい人の特徴と対策
- 「聴く力」について無知な人は、聴いてもらった経験による影響を自分の感情と混同してしまう。
- 自分の価値・信念が不明確な人は、他者に受け入れられたときに依存しやすくなる。
- 対策は、『聴く力』を知り、自分の感情を客観視すること。
私が目指す「能力者像」
- 『HUNTER×HUNTER』の登場人物モレナ・プルードの能力になぞらえて、「聴く力」を通して人を強化し、その力が伝播していくような存在になりたいという理想像を話しました。
書籍紹介
『HUNTER×HUNTER』
HUNTER×HUNTERは人生の本質をつくような内容が盛りだくさんです。そして設定が巧妙、感動あり、バトル要素あり、思考させられる、どれかひとつでも引っ掛かったら、お薦めできるコミックです。
作者の体調により、連載が滞る時期があるのですが、休載中に読み返したり楽しめる方にはさらにお薦めです。
こんなぴょん吉に話を聴いてほしいと思った方へ
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『聴く』を提供するサービスを始めました。
詳しくはX(旧Twitter)の固定ポストを参照ください。
お薦め記事
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