主体性を育む方法はたった1つ|刺激に対する反応の選択を意図的に行うだけ

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あなたは仕事の会議で、意見があるのに面倒くさくて発言しなかったことはありませんか?そして決定事項に対して「私は反対だったのに」と周りに文句を言いませんでしたか?

もしくはそんな同僚をみて「それなら意見を言えばよかったのに」と思ったことはありませんか?

これは主体性を発揮していないから起きる状況です。耳が痛い話ですが、おそらくみんな経験したことがあるんじゃないでしょうか。私はあります。

私は自身の経験から主体性の大事さを知り、書籍で理解を深めることが出来ました。主体性をこじらせた経験もいくつもあります。

そんな私だから、主体性について語れることが沢山あります。主体性は人生に重要な多くの事と密接に関係しています。ストレス、人間関係、仕事などがそうです。非認知能力に含むという考え方もあります。

そして主体性は鍛える事もできます。その方法はたった一つです。

刺激に対する選択を意図的に行うだけです。

そして、主体的になるメリットは多大です。

  • ストレスとの付き合い方が良い方向に変わる
  • 仕事への向き合い方が変わる
  • 自分が内面からどんどん高まっていく
  • ゆくゆくは他人にも影響を与えられる

私は主体性を極めているわけではありません。そんな私でも主体的になるメリットはこんなに挙げられます。

私は主体性を発揮すれば、どんな出来事も糧に出来るのではないかと考えています。

本記事では上記を詳細に説明します。書籍も参照しますので、ご安心ください。

さあ、主体性を持って読む準備はできましたか(笑)

  1. 主体的であるとは:刺激に対する選択の責任と結果を引き受ける状態
    1. 『主体的である』とは色々な習慣に関わる
    2. ストレスの影響すら変えてしまう主体性
  2. 主体的でないとどうなるか:自分の人生が自分の物ではなくなる
  3. 主体性の育み方:意図して選択し責任を引き受け、結果を感じる
    1. 書籍『完訳 7つの習慣』の紹介
    2. 主体性を育むポイント6選
      1. 自分の価値観に沿った選択から行う
      2. 失敗を恐れない
      3. 自分の意見を持つ
      4. 客観視する
      5. 自分にちょっと負荷をかける
      6. 自分に優しくする
  4. 主体性もこじらせるとダメ
    1. 自分に向けて主体性をこじらせる①:セルフブラック労働化や燃え尽き症候群の恐れ
      1. ぴょん吉が主体性をこじらせ、セルフブラック労働化した話
      2. ぴょん吉のセルフブラック労働を書籍『科学的な適職』で振り返る
      3. セルフブラック労働化対策:いろいろな制限をかける
        1. 睡眠時間は削らない:あなたの1日は24時間もない
        2. 勤務時間を決めて、その中で頑張る
        3. 無理する期間は限定する
        4. 体に不調を来たしたら絶対に立ち止まる
      4. 燃え尽き症候群対策:燃え尽き症候群の兆候を知り、適宜モニタリングする
        1. 書籍『科学的な適職』紹介
    2. 自分に向けて主体性をこじらせる②協調性、柔軟性の欠如
      1. 協調性、柔軟性の欠如への対策:自分を客観視し、バランスをとる
        1. 客観視する方法①:フィードバックをもらう
        2. 客観視する方法②:自分をメタ認知する
    3. 他者に対して主体性をこじらせる:周囲との摩擦を生む
      1. 周囲との摩擦を生むへの対策:他者をコントロールしようとしない
  5. 子どもの主体性を育む方法:興味がある事をやらせ、失敗を責めず学びを強調し、少しずつ負荷をかける
    1. 子どもの主体性を育む環境を作るコツ
      1. お子さんが選んだことから色々経験させる
      2. 親の価値観を押し付けない
      3. 親が無理をし過ぎない
      4. でも少しずつ頑張る
      5. 周りと比べない
    2. 書籍『自分で決められる子になる育て方ベスト』紹介
  6. まとめ
  7. 本記事で紹介した書籍
    1. 書籍『完訳 7つの習慣』の紹介
    2. 書籍『科学的な適職』紹介
    3. 書籍『自分で決められる子になる育て方ベスト』紹介

主体的であるとは:刺激に対する選択の責任と結果を引き受ける状態

まずは主体性、主体的の辞書的意味を引いてみましょう。

主体性

行動する際、自分の意思や判断に基づいていて自覚的であること。また、そういう態度や性格をいう。

精選版 日本国語大辞典 主体性
主体的

他に強制されたり、盲従したり、また、衝動的に行ったりしないで、自分の意志、判断に基づいて行動するさま。自主的。

精選版 日本国語大辞典 主体的

さらに書籍『完訳 7つの習慣』を参照します。書籍『完訳 7つの習慣』は主体性を分かり易く学べる良書です。

想像を絶する過酷な状況の中で、フランクルは人間だけが授かった自覚という能力を働かせ、人間の本質を支える基本的な原則を発見した。それは、刺激と反応の間には選択の自由がある、という原則である。

スティーブン・R・コヴィー著 『完訳 7つの習慣』 第1の習慣|主体的である

『刺激と反応の間には選択の自由がある』という原則に沿った習慣が『主体的である』です。書籍『完訳 7つの習慣』では主体性をさらに深めて捉えています。

主体性とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではない。人間として、自分の人生の責任を引き受けることも意味する。

スティーブン・R・コヴィー著 『完訳 7つの習慣』 第1の習慣|主体的である

書籍『完訳 7つの習慣』の主体性の特徴は責任を引き受けることを明示している点です。本ブログでの主体性とは、責任をともなう意味合いで用います。

私たちはどんな状況においても自分の反応を選択できるが、反応を選択することで、その結果も選択しているのである。

スティーブン・R・コヴィー著 『完訳 7つの習慣』 第1の習慣|主体的である

選択に結果が伴う点は、感覚的にも理解し易いのではないでしょうか。

冒頭の仕事の例で主体性を考えます。

Aさんは仕事の会議で意見はあったものの、責任(仕事)が生じることを面倒くさがり発言しませんでした。決定事項に対して意見しなかったのにも関わらず、周囲に「私は反対だったのに」と文句をこぼしています。

Aさんは、責任は発言することで発生すると考えていました。しかし、実は発言しなかったことで結果が決まり、それを守る責任が生じているのです。発言したからといって、決定事項が覆らない可能性もあります。でも、発言しないとそもそも決定事項は覆らないのです。

反応を選択する際にはコントロール出来る事に集中することが大事です。

直接コントロールできる問題、間接的にコントロールできる問題、コントロールできない問題、どんな問題でも、それを解決する第一歩は私たち自身が踏み出さなくてはならない。自分の習慣を変える。影響を及ぼす方法を変える。コントロール出来ない問題ならば、自分の態度を変える。解決策はすべて、自分の影響の輪の中にあるのだ。

スティーブン・R・コヴィー著 『完訳 7つの習慣』 第1の習慣|主体的である

コントロール出来るのは自分です。自分の行動、考え方、感じ方です。

「言わなかったお前の責任だ」と捉えると酷ですが、あくまでこの選択は自由なのです。そこに責任と結果がついてくるだけです。

結果には悪い物もありますが、もちろん良い物もあります。悪い結果からは気づきを得られます。自分がコントロール出来る事で起きた結果ならば、次回はよりよい結果を選べると思いませんか。

私が主体性を発揮すれば、どんな事も糧に出来ると考える所以です。

主体性とは刺激に対する反応を自ら選択し、選択に伴う責任と結果を引き受ける姿勢。そして自ら選択した責任と結果の良い悪いに関わらず、利益も余すことなく受けることが可能になるのです。

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『主体的である』とは色々な習慣に関わる

第1の習慣「主体的である」の後に続く六つの習慣を勉強していくと、主体性という筋肉が他の六つの習慣の土台となることがわかるはずだ。どの習慣でも、行動を起こすのはあなたの責任である。周りが動くのを待っていたら、あなたはまわりから動かされるだけの人間になってしまう。自ら責任を引き受けて行動を起こすのか、それとも周りから動かされるのか、どちらの道を選ぶかによって、成長や成功の機会も大きく変わるのである。

スティーブン・R・コヴィー著 『完訳 7つの習慣』 第1の習慣|主体的である

書籍『完訳 7つの習慣』では『主体的である』を含めて以下の習慣を取り扱っています。

  1. 主体的である
  2. 終わりを思い描くことから始める
  3. 最優先事項を優先する
  4. Win-Winを考える
  5. まず理解に徹し、そして理解される
  6. シナジーを創り出す
  7. 刃を研ぐ

これらの習慣には『主体性』という筋肉が必要不可欠なのです。私はそれぞれの習慣と主体性との関りを語るにはまだまだ不勉強です。代わりに別の例で説明します。

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ストレスの影響すら変えてしまう主体性

ストレスを『刺激』とします。イライラすることが『反応』です。このストレス(刺激)とイライラ(反応)の間にも選択する余地があります。

ストレスをネガティブにとらえるか、ポジティブにとらえるかによって、大きな違いが表れます。クラムの研究によって、「ストレスにはよい効果がある」と思っている人たちは、「ストレスは害になる」と思っている人たちにくらべて、うつ状態になりにくく、人生に対する満足度が高いことがわかったのです。

ケリー・マクゴニガル著 『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』 第1章 すべては思い込み

この考えはメンタルのストレスだけに留まりません。

書籍『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』では、ホテルの客室係に行った実験を取り上げています。

研究で取り上げられた客室係は1時間も300キロカロリーも消費していました。しかし、実験参加者のほとんどは「定期的な運動をしていない」もしくは「まったく運動をしていない」と考えていました。血圧、ウエスト・ヒップ比、体重はまるで座りっぱなしの生活をしている人と同じようだったのです。

実験では、客室係の業務は立派な運動になることを示すポスターを作成しました。そして客室係の業務が立派な運動になると伝えたグループと伝えなかったグループに分けました。客室係の業務が立派な運動になると伝えられたグループは、体重と体脂肪が減少し、血圧も下がっていました。さらには客室係の業務を以前より好きになっていたのです。

違いは「自分は運動をしている」と思うようになっただけです。客室係の業務(刺激)に対して、身体の負担になっている(旧・反応)から自分は運動をしている(新・反応)と選択し直したことになります。すると身体にでる影響(結果)も変わりました。

ちなみに「テレビを観るだけでカロリーが消費できる」という事実でない事には効果がありませんので、ご注意ください。

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主体的でないとどうなるか:自分の人生が自分の物ではなくなる

自分の自由の目を日々伸ばす努力を続けていると、少しずつ自由が広がっていく。逆にそうしないと、自由の範囲がだんだんと狭まっていき、自分の人生を主体的に生きるのではなく、「生かされている」だけの人生になる。親や同僚、社会に押しつけられた脚本に従って生きることになるのだ。

スティーブン・R・コヴィー著 『完訳 7つの習慣』 第1の習慣|主体的である

主体性を発揮していない状態は、自分で選択して責任を引き受けていないので、良い結果は再現性なく、悪い結果からは何も学び取れないでしょう。自ら被害者になりにいってるのと同じです。

それではどのようにしたら主体性は育めるのでしょうか。

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主体性の育み方:意図して選択し責任を引き受け、結果を感じる

あなたは『刺激と反応の間には選択の自由がある』という原則を知ったので、あとは選択をするだけです。ただし、選択には責任と結果が付いてくるのを忘れないでください。

書籍『完訳 7つの習慣』から方法参照します。仕事でもプライベートでもストレスだった出来事を思い出してください。出来れば再現性がありそうな出来事が良いです。

私だったら以下の通りです。

  • 妻の愚痴に勝手にアドバイスをして、妻の機嫌を損ねて「アドバイスしてやったのに、その態度はなんだよ。それなら俺に愚痴るなよ」と自分も気分が悪くなる

思い出した出来事の刺激に対して、反応を選択し直します。

私だと、妻の愚痴(刺激)対してアドバイスした(旧・反応)のが悪かったので、『話を聞いて欲しいだけなのかもな』と聞き役に徹する(新・反応)とします。すると、妻が「聞いてくれてありがとう」(良い結果)というかもしれませんし、「何も言わないけど、ちゃんと聞いてるの?!」(微妙な結果)となるかもしれません。私は主体性を持って反応を選択したので、結果から確実に収穫を得ることが出来ます。微妙な結果からは『聞き方が悪かったのかもしれない。本で聞き方について勉強してみようかな』となります。

新・反応ではコントロール出来ない他者である妻に『俺に愚痴るな』と言っていないことがポイントです。あくまで、コントロールできる自分の反応を選択するのです。

書籍『完訳 7つの習慣』には詳しいエクササイズが載っているので、詳細を知りたい方は是非読んでください。

書籍『完訳 7つの習慣』の紹介

今のところ、私の中で主体性を体系立てて学べる1番の書籍です。しかも書籍序盤20%しか読む必要はありません。主体性までで150ページはありますが、事例も多く読みやすくお勧めします。自己啓発界隈では名著なので、図書館にも置いてある可能性も高めです。マンガやファミリー向け、ティーン向け(著者のご子息の書籍)もあるので、読みやすい物から読むのもありです。

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主体性を育むポイント6選

本項目は書籍『完訳 7つの習慣』を参照したものだけではなく、私の意見が多くを占めます。まだまだ網羅的でなく、説得力もかけますので勉強しアップデートしていきます。

  • 自分の価値観に沿った選択から行う
  • 失敗を恐れない
  • 自分の意見を持つ
  • 客観視する
  • 自分にちょっと負荷をかける
  • 自分に優しくする

それぞれを解説します。

自分の価値観に沿った選択から行う

『集中できる時間を大事にしたい』という価値観を持っているとします。あらゆる刺激に対して、この価値観を照らして選択してみるのです。自分のやりたいことなので、責任も取りやすく、選択に対する結果も受け入れやすいです。

私には『集中できる時間を大事にしたい』という価値観があります。しかし主夫なので、掃除をする必要があります。そこで『掃除が面倒くさい』や『掃除をさぼる』ではなく『ロボット掃除機の購入を検討する』『物を減らして掃除を行いやすくする』などの選択肢がでてきます。

価値観にそった選択で主体性の発揮の仕方が分かったら、どんどん選択する回数を増やしましょう。

失敗を恐れない

自ら選択したら、結果が付いてくるのでした。失敗とは良くない結果ともいえます。しかし主体性を発揮すれば、失敗とは気づきを与えてくれる機会に変わるのです。

書籍『完訳 7つの習慣』では経験したくなかった結果を『過ち』と呼んでいます。

その選択は、経験したくなかった結果をもたらしたに違いない。やり直せるものならば、別の選択をするだろう。これは「過ち」と呼んでいるが、一方では深い気付きを与えてくれる。

スティーブン・R・コヴィー著 『完訳 7つの習慣』 第1の習慣|主体的である

自分で選択出来たのだから、あなたはどんな結果も糧にするでしょう。

自分の意見を持つ

刺激に対する選択をする際に、誰かの意見を鵜呑みにすると主体性は損なわれます。しかし始めから自分の意見を強く持つことは不可能です。

そういう時は、その時点の情報で意見を決めることが大事です。ここでも価値観を照らし合わせると意見を持ちやすくなります。

自分がしたくない事でも、価値観を照らしてみると案外やりようはありますよ。

客観視する

良くない結果をもたらした反応を振り返りましょう。「なんであんな反応したんだっけ?」「どうしたら違う反応を選択できるかな?」。紙に書くと状況を俯瞰できるのでお勧めです。

自分にちょっと負荷をかける

たまにちょっと背伸びをした反応を選択するのをお勧めします。そうすると自分の能力も上がります。会議で発言してみる。保護者会の仕事を引き受けてみる。ここでも価値観が大事になります。

自分に優しくする

そうは言っても主体性を発揮できない時もあるでしょう。そんな自分も認めてあげましょう。でも過度の甘やかしはダメですよ。

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主体性もこじらせるとダメ

何事も行き過ぎはいけません。それは主体性にも当てはまります。ここでは、こじらせ方を『自分に対して』と『他者に対して』に分けて考えてみます。

自分に向けて主体性をこじらせる①:セルフブラック労働化や燃え尽き症候群の恐れ

主体性を発揮して良い結果を得るために、降りかかってくる刺激に対して、手あたり次第攻めた選択をし続けるとパンクします。会社に強制されるわけではなく、自らブラック労働を買って出てる状態です。

私がその状態でした。

ぴょん吉が主体性をこじらせ、セルフブラック労働化した話

当時は看護師の中間管理職を担っていました。チームの部下の面倒をみたり、上司から降ってくる業務をこなさないといけません。しかも勤めていた病院では、患者様の日々の受け持ちも並行して行っていました。

上司からの業務に対して(刺激)に対して、勉強になるからと捉えて遂行(反応)していました。すると業務からの学びやスキル習得(結果①)できます。しかし、同時並行しすぎると業務量の増加(結果②)を及ぼします。

当時は部下に仕事をふる術もしらず体力もあり無理が効いたので、どんどん勤務時間が増えていきました。しかも仕事とは別に勉強もしており、睡眠時間を削り、趣味の漫画も読まなくなります。

かろうじて自分の状況を客観視できたようで、一旦辞職しました。後日談ですが妻からは「だんだん元気がなくなってた。」と言われ、仲のいい先輩からは「最近笑ってなかった。」と言われる始末です。

自分の能力が上昇するのは誰でも嬉しいと思います。私は何かを学ぶ事に強い喜びを感じる傾向がありました。それも相まって主体性をこじらせてしまったのです。

ぴょん吉のセルフブラック労働を書籍『科学的な適職』で振り返る

書籍『科学的な適職』では、仕事でやりがいを再構築する方法として『ジョブクラフティング』を紹介しています。ジョブクラフティングは科学的にも効果がみとめられた『自分の仕事を価値観にもとづいてとらえ直す方法』です。

ジョブクラフティングの中に『認知クラフティング』という日々のタスク全体に対するマインドセットを変える作業があります。私は業務に対して私の『勉強したい』という価値観を照らし合わせ、どんどん業務量を増やしていきました。

書籍『科学的な適職』ではジョブクラフティングの2大弱点として以下をあげています。

  1. 情熱と目的意識を増やしすぎない
  2. 「やりがい搾取」に気をつける

私はどちらにも当てはまっていました。

情熱と目的意識を増やしすぎると、業務が増えストレスも増え、最終的には燃え尽き症候群に陥ることもあるようです。

私は職場から「やりがい搾取」をされたとは捉えてはいませんでした。しかし、書籍『科学的な適職』では以下の様に述べています。

このような現象が起きる理由は簡単で、人間の心のなかには「情熱がある人は搾取しても構わない」と無意識に考えてしまうバイアスがあるからです。

中略

要するに、たいていの人は「熱心に働いている人は搾取されて当然だ」と思い込むうえに、ブラック企業で働く人を見ても、「好きでやってるんだから仕方ない」と考えてしまうバイアスを持つわけです。

鈴木祐 『科学的な適職』 ステップ5 やりがいを再構築する 仕事を最高に変える行動計画
ぴょん吉
ぴょん吉

私が遅くまで働いていても「ぴょん吉さんは仕事が好きだから大丈夫」とよく言われていたのを思い出します(´;ω;`)

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セルフブラック労働化対策:いろいろな制限をかける

自分の体験を振り返り、対策を考えました。

  • 睡眠時間は削らない
  • 時間的制限をかける
  • 無理する期間は限定する
  • 体に不調を来たしたら絶対に立ち止まる
睡眠時間は削らない:あなたの1日は24時間もない

誰しも若い時に寝ないで何かを成し遂げたことがあると思います。テストの一夜漬け。仕事の納期ギリギリの作業。

誰でも平等に1日は24時間あると思っていませんか?

それは勘違いです。必要な睡眠時間が人それぞれで違うからです。

睡眠時間が足りなくなると、パフォーマンスが下がり作業がはかどらなかったり、不誠実になり余計なトラブルを増やしたりします。

結果的に不利益の方が多くなるのです。

必要な睡眠時間を引いた時間があなたの1日だと思ってください。

勤務時間を決めて、その中で頑張る

超過勤務は週に何時間まで。時間を決めて、そこで成果を出すように工夫するのです。人は制限時間を増やせば、それに合わせて目いっぱい時間を使う習性があります。

「それじゃあクオリティが下がるじゃないか」

大丈夫です。主体性を発揮し「この時間で〇〇を仕上げるんだ」と決めてください。大事なのはどうやってやるかなのです。

主体性を発揮しているあなたなら、無駄な作業を減らそうとするかもしれません。効率を良くするために勉強するかもしれません。

無理する期間は限定する

どうしても無理をしないといけない時もあるでしょう。そういう時は無理する期間を決めてください。その場合でも長期間や無期限だけはやめてください。

体に不調を来たしたら絶対に立ち止まる

これだけは約束してください。本当は体に不調をきたす前に立ち止まって欲しいです。イライラし易くなった。好きだったことにやる気が起きない。ここまで来たらまずいです。専門家に相談してください。

でも体調不良になってからでは遅いです。正常な判断力がなくなっているからです。

だから、未然に防ぐのです。

そして信頼できる人の言うことに耳を傾けましょう。何かサインを拾ってくれているかもしれませんよ。

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燃え尽き症候群対策:燃え尽き症候群の兆候を知り、適宜モニタリングする

書籍『科学的な適職』では燃え尽き症候群の特徴をしり、ジョブクラフティング導入後に兆候が現れたらアクションプランを見直すように進めています。

 WHOの定義では、燃え尽き症候群の特徴は大きく3つに分けられます。

  1. モチベーションが逆に下がってしまう
  2. 自分の仕事に対して否定的な感情や不信感が起きる
  3. 仕事の効率があきらかに低下する
鈴木祐 『科学的な適職』 ステップ5 やりがいを再構築する 仕事を最高に変える行動計画

この特徴が現れたら、仕事との向き合い方を変えた方が良いでしょう。

書籍『科学的な適職』紹介

適職は自分で試行錯誤して選ぶもの。でもデータをもとにした自分だけの「適職の選び方」を編み出す方法はあります。そんな方法を教えてくれる1冊です。

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自分に向けて主体性をこじらせる②協調性、柔軟性の欠如

主体性をこじらせると自分で決めたことを曲げなくなるので、その姿勢が頑固さになります。協調性がないように見えるかもしれません。

ぴょん吉
ぴょん吉

仲の良い先輩に頑固と言われていたのを思い出します(´;ω;`)

協調性、柔軟性の欠如への対策:自分を客観視し、バランスをとる

まずは自分を客観視することが大事です。客観視する方法の中から、他者から客観視する『フィードバックをもらう』と自分で客観視する『メタ認知する』を紹介します。

主体性の対義語の一つに『協調性』があります。組織やコミュニティの中では、一定の協調性も重要です。自分を客観視して、主体性と協調性の発揮しどころを見極めましょう。

客観視する方法①:フィードバックをもらう

客観視する方法の一つに他者からフィードバックをもらう方法があります。他者からフィードバックをもらう利点は、自分の盲点を知ることが出来る点です。

ただし、ある程度信頼関係がないとそもそもフィードバックをもらえません。ダメ出しをしたら怒らせちゃったという話はよくありますよね。フィードバックをくれる人にメリットがないと、正直には話してくれないどころかヨイショされる可能性するあります。

書籍『主体的に動く』のフィードバックの求め方を紹介します。

  1. フィードバックを求める場所は、邪魔の入らない落ち着いた静かな場所が望ましい。
  2. フィードバックを求める相手に、正直に答えてほしいと告げる。その際、意見を聞きたいと思った動機を説明し、率直な意見がほしいという気持ちを真摯に伝える。
  3. フィードバックは大事な視点をもたらしてくれるものである。たとえまったく相容れない意見だと思っても、過剰に反応しない。
  4. じっくりとフィードバックに耳を傾け、詳しく尋ねるのはいいが、自分と意見が違うからといって軽率に反論しない。
  5. フィードバックをくれた相手に、感謝の意を表す。
ロジャー・コナーズ、トム・スミス、クレイグ・ヒックマン著 『主体的に動く 『オズの魔法使い』に学ぶ組織づくり』 第4章 勇気をもって「現実を見つめる」―臆病なライオンのように

信頼のおける人、尊敬する人に尋ねてみるといいでしょう。

フィードバックをうける際には『事実』と『解釈』を混同しないように注意してください。フィードバックをくれる人も人間です。感情を乗せてフィードバックをしてくるかもしれません。

「あなたは作文が下手だ」と言われたとします。下手は相手の『解釈』です。句読点の位置が悪い、ただの説明文、平仮名ばかりで読みにくいなどは下手と思わせる『事実』です。

そんな時は、相手の言葉を完璧に受け止めないで、一度観察してください。言葉のボールを取り込む前に毒をより分けるイメージです。もちろん相手の話はきちんと聞いてくださいね。

相手の解釈は直接コントロール出来ないものです。自分の解釈をコントロールしましょう。

客観視する方法②:自分をメタ認知する
メタ認知とは

メタ認知(メタにんち、英:Metacognition)とは、「メタ(高次の)」という言葉が指すように、自己の認知の在り方に対して、それをさらに認知することである。メタ認知という概念の定義やその活動は分野によって様々であるが、心理療法や認知カウンセリングをはじめ、ものごとや経験に対して正しい理解を行えているかなど、自分の認知行動を正しく知る上で必要な思考のありかたを指すことが一般的である。

ウィキべディア 『メタ認知』

自分の子どもにイライラしている時、なんでイライラしているんだろうと自分を客観視することを指します。『仕事に遅れそうだからイライラしているんだ』、『睡眠不足だからイライラしているんだ』みたいに捉えるイメージです。

メタ認知は、刺激に対する反応を選択する上で重要な能力です。

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他者に対して主体性をこじらせる:周囲との摩擦を生む

主体性を発揮するとすべてのことが糧に出来ると知ったら、他人にも進めたくなるかもしれません。でも他者はコントロールできない存在です。コントロールできない他者に主体性を押し付けるのは言語道断です。

主体性を発揮してない人に「自分がとった選択でしょ。そこから生じた責任と結果なんだから仕方ないよ」というのは酷ですよね。私は妻にこれを行った黒歴史があります・・・。

周囲との摩擦を生むへの対策:他者をコントロールしようとしない

コントロール出来ないものはコントロールしようとしないのが一番です。

朗報があります。自分のコントロール出来る事に注力していると、他者にも影響を与えられる可能性が出てきます。

例えば『運動はストレス解消に留まらず、ストレス耐性がつく』という知識を知ったとします(これは事実ですが)。良かれと思い、いつもイライラしている人に運動を勧めます。すると余計なおせっかいだと言われるのがおちでしょう。

ではまず自分が運動を取り入れて、いつもご機嫌に過ごせるようになったとします。

先ほどのいつもイライラしている人は、「あの人が最近イライラしている所をみないけど、何か対策でもしているのかな。」と思う可能性が出てきます。すると「最近ご機嫌だけど、何かあったの?」と聞いてくるでしょう。

もちろん情報を提供しても運動をするとは限りませんが、コントロールできないはずの他人の行動が変化しました。

書籍『完訳 7つの習慣』で『他者の行動に関わる問題』は、厳密に言うと『間接的にコントロールできる問題』としています。

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子どもの主体性を育む方法:興味がある事をやらせ、失敗を責めず学びを強調し、少しずつ負荷をかける

主体性を子供に教えることは出来るのでしょうか?

私は主体性を教えることは出来ないと考えています。

しかし、主体性を感じてもらうことは可能だと考えます。親が環境を整えることで、主体性を発揮できるようになるのです。そして、子供が「あれ?この感覚っていいな」と思い、『実はそれが主体性だった』という感じです。

いつか主体性という言葉を聞くかもしれないし、本を読んで概念を知るかもしれません。下手に主体性の名前をしって、必殺技のようにかざし私の様にこじらせる必要はありません。

それではどのようにして、主体性を感じてもらえばいいのでしょうか。

主体性を育むポイントをそのまま応用するだけです。もう一度主体性を育むポイントを参照します。

  • 自分の価値観に沿った選択から行う
  • 失敗を恐れない
  • 自分の意見を持つ
  • 客観視する
  • 自分にちょっと負荷をかける
  • 自分に優しくする

主体性が育まれる環境とは『興味がある事でき、失敗を責められず学びを強調され、少しずつ負荷をがかかる環境』です。

書籍を参照します。書籍『子どもの主体性を育む 言葉がけの作法』は教育現場について言及している書籍ですが、家庭でも参考になる点が多くありました。

主体性の鍵は、子どもたちの意欲の高まりです。子ども達が「もっと~したい」という志向性を感じると、成就感や充実感を味わい、主体性が伸びることがあります。教師の役割は、子どもたちが難しさを克服し、成功体験や充実感を得ることをサポートすることです。

宗實 直樹 編著 『子どもの主体性を育む 言葉がけの作法』 第1章 子どもの主体性と言葉がけの重要性

子どもの主体性を育むうえで、教師が留意する点も紹介されています。

  • 子どもを肯定的に評価する
  • 問いかけを尊重する
  • 自己決定を尊重する
  • 成功経験を強調する
  • 子ども理解を重視する

『興味がある事ができ、失敗を責められず学びを強調され、少しずつ負荷をがかかる環境』に通ずる点が多いと思います。

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子どもの主体性を育む環境を作るコツ

我が子がかわいいあなたなら大丈夫。『我が子には幸せになってほしい』という価値観にそって主体的に行動するだけです。

・・・そんなマッチョな事ばかり言ってられませんよね(笑)

もちろん書籍を交えてコツも紹介します。

  • お子さんが選んだことから色々経験させる
  • 親の価値観を押し付けない
  • 親が無理をし過ぎない
  • でも少しずつ頑張る
  • 周りと比べない

お子さんが選んだことから色々経験させる

お子さんが選んだこと自体が、主体性の発現の一部です。もし、それを一方的に否定しまったらどうなるでしょうか。

「お父さんは、僕がしたいことをさせてくれないんだ」となると思いませんか?

逆にお子さんが選んだ何かを親が肯定してくれたら、お子さんは「したい事を言ってもいいんだ」となるはずです。

もちろん出来る事と出来ない事があると思います。子供なので突拍子のない事を言うかもしれません。

そんな時は一呼吸して、一旦気持ちを認めてあげましょう。「〇〇がしたいんだね。」

出来ない事ならば、事情を説明しましょう。

それから親の知恵と経験を持って、やりたいことを実現可能なレベルに落とし込んでみましょう。

たとえば子どもが「ヘラクレスオオカブトを捕まえたい」と言いました。野生のヘラクレスオオカブトは日本では生息していません。しかし、生物園などでは飼育されているので、まずはそれを観に行くのはどうでしょう。もしくは、日本でも生息しているカブトムシを捕まえる機会を作るのもいいかもしれません。

カブトムシに興味が湧いたなら、本当にヘラクレスオオカブトを捕まえたくなるかもしれません。ヘラクレスオオカブトを知るために図鑑を読み始めるかもしれないし、海外に行くために英語を勉強し始めるかもしれませんよ。もしくは、意外とカブトムシは好きじゃないことが分かるかもしれませんね。

どのみちお子さんにとっては、価値観が少し明確になるのでいい事尽くしです。

一方で親としては苦労の連続かもしれません。でも、我が子が主体的に生きることが出来ることは、親からの自立にもつながるのです。

書籍『自分で決められる子になる育て方ベスト』では幸福についてこう述べています。

さまざまな研究から、幸福感を決定する要因は主に3つあることが分かりました。
一つは、健康。もう一つは、人間関係。
そして、最後の一つは自己決定です。

柳澤綾子 著 『自分で決められる子になる育て方ベスト』 はじめに

「自分で決めてもいいんだ」という感情が、幸福になるための一歩目なのかもしれません。

親の価値観を押し付けない

書籍『自分で決められる子になる育て方ベスト』では自分で決められる子になるための必要な力の一つに『自己肯定感』を挙げています。『自己肯定感』について『いいところも悪いところもまとめた今の自分を認める心』と述べています。

 子どもの自己肯定感を高めるために一番大切な原則は、親や身近な人が子どもも自信を丸ごと受け入れ、信頼すること。
 一番避けなければいけないことは、「子どもの決断や意思を否定するような言葉」を口にすることです。無意識にやってしまっていることがないか考えてみましょう。

柳澤綾子 著 『自分で決められる子になる育て方ベスト』 第3章 自己肯定感-自分を信じられる力

「男の子だから〇〇はやめて」とか「お父さんは〇〇が嫌いだからやめて」などです。虫が嫌いな親に虫を育てる手助けをしろと言うと酷ですが、虫が好きな子に止めろというのもそれはそれで酷です。

そういう時は、譲歩できる点を考えましょう。

「お父さんは虫が嫌いだから、お家に入れない約束なら飼ってもいいよ。」

『A案はダメだけど、B案ならいいよ。』大人の世界でもよくある話ですよね。

これで少なくともお子さんの全否定は避けられます。

親が無理をし過ぎない

子育てには多少なりの親の忍耐が伴います。しかし我慢しすぎて子育てする余裕がなくなってしまっては、元も子もありません。

無理は禁物です。

「子どもの〇〇を許せない私はダメな親!」

子供を肯定できない自分を否定するのはやめましょう。

まずは自分が余裕を持つことを優先しましょう。自分はコントロール出来ることを思い出しましょう。親が主体性を発揮するのです。

でも少しずつ頑張る

初めから『自主性を育む環境を作る』という完璧を目指す必要はありません。子育てを変えたからといってすぐに効果はでませんよね。なぜなら長期的によい効果がみられる習慣は、短期的には苦労を伴いやすいからです。

 どの習慣も時間とともにさまざまな結果をもたらす。残念ながら、これらの結果は順番が一定でないことが多い。悪い習慣の場合、すぐに表れる結果はたいてい愉快なもので、最終的な結果は不愉快なものだ。良い習慣の場合はその逆である。すぐに表れる結果は愉快ではないが、最終的な結果はうれしいものだ。

中略

 いいかえれば、良い習慣のコストは現在にあり、悪い習慣のコストは未来にやってくる。

ジェームス・クリアー著 『ジェームス・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』 第15章 行動変化の大原則

子育てにおける『主体性を育む環境づくり』は『子どもが主体性を得られる』ので良い習慣だと仮定します。先に支払うコストは『親の手間』です。そして得られる結果が『子どもが自立』です。

書籍『自分で決められる子になる子育てベスト』では書籍の目的の一つに『親であるあなた自身が楽になること』を挙げています。3つの楽の最後の楽『子どもが自立する頃に楽になります』を挙げています。

親も人間です。「なんで私がこんな苦労をしないといけないんだ。」そんなふうに思うこともあるでしょう。

でも子どもの主体性を育むことは、将来の自分の楽の為でもあるのです。それなら、頑張れそうな気がしませんか?

周りと比べない

お子さんが小さければ小さいほど、個人の能力差は大きく見えます。

「おなじクラスのあの子は〇〇が出来るのに、うちの子はまだできない。」

誰でも一度は思うのではないでしょうか。かく言う私も、早生まれの子を持っているので、クラスメイトとの能力差には一喜一憂していました。

でも他人と比べてもいい事はありません。

比べるのであれば、過去のお子さんと比べましょう。ただし、発達途中は進んだり戻ったりが常なので長い目で見てあげるのがポイントです。

出来ないところではなく、出来たところにフォーカスするのも大事です。

書籍『自分で決められる子になる育て方ベスト』紹介

幸福の要素である『自己決定』を取り上げた科学的根拠に基づく育児書。私たち親は、いつまでも子どもに幸せを与えることはできません。しかし、幸せを感じやすい能力づくりを手伝う方法が分かってきています。『幸せを与える』のではなく『幸せの感じ方を教える』方がいいと思いませんか?それを叶える本がこちらです。

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まとめ

主体的であるということは『刺激に対する選択の責任と結果を引き受ける状態』でした。

主体的であると、どんな出来事も糧にできます。

主体性の育む方法は『意図して選択し責任を引き受け、結果を感じる』でした。主体性を育むポイントは以下の6つです。

  • 自分の価値観に沿った選択から行う
  • 失敗を恐れない
  • 自分の意見を持つ
  • 客観視する
  • 自分にちょっと負荷をかける
  • 自分に優しくする

主体性はこじらせると以下のデメリットがあり、対策を紹介しました。

  • セルフブラック労働に陥る
    対策:良く寝て、頑張りすぎる時間を限定し、身体を壊す前に立ち止まる
  • 燃え尽き症候群に陥る
    対策:燃え尽き症候群の兆候をしり、モニタリングする
  • 協調性、柔軟性をなくす
    対策:自分を客観視して、バランスをとる
  • 周囲との摩擦を生む
    対策:他者をコントロールしようとしない

子どもの主体性の育む方法は『興味がある事をやらせ、失敗を責めず学びを強調し、少しずつ負荷をかける』でした。コツとして以下を挙げました。

  • 子どもが選んだことから色々体験させる
  • 親の価値観を押し付けない
  • 親が無理をし過ぎない
  • でも少しずつ頑張る
  • 周りと比べない

私は『主体的である』とは幸せに生きるための必修スキルだと思います。本ブログでは人生を攻略する上で重要な原則について他にも紹介しています。

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本ブログは私の好きを目いっぱい詰め込んでおります。そして、『好きを追求したら幸せであり続けられるのでは?!』という検証を行っています。

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本記事で紹介した書籍

書籍『完訳 7つの習慣』の紹介

今のところ、私の中で主体性を体系立てて学べるベスト1位の書籍です。しかも書籍中序盤20%でしか読む必要はありません。主体性までで150ページはありますが、事例も多く読みやすくお勧めします。自己啓発界隈では名著なので、図書館にも置いてある可能性も高め。マンガやファミリー向け、ティーン向け(著者のご子息の書籍)もあるので、読みやすい物から読むのもありです。

書籍『科学的な適職』紹介

適職は自分で試行錯誤して選ぶもの。でもデータをもとにした自分だけの「適職の選び方」を編み出す方法はあります。そんな方法を教えてくれる1冊です。

書籍『自分で決められる子になる育て方ベスト』紹介

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