今日の記事は所信表明です。
『聴く』を勉強していると『家族のことを聴くことは難しい』という言説をよく見かけます。
もう少し解像度を上げると、『利害関係が濃ければ濃いほど聴きにくい』になります。
- 相手を無条件に受容すること
- 相手をジャッジしないこと
- 自分の経験を通して判断しないこと
- 相手の話している表面的な内容だけでなく、感情を知ること
妻が愚痴を話そうとすると、「私だって愚痴りたい事があるのに」とちょっとした壁が生じる感じでしょうか。
しかし、私は『聴く』ことを勉強する目的の一つに『家族の話を聴く存在でありたい』があります。
『聴く』ことはゲームでいうバフをかける効果もしくはデバフを打ち消す効果があるんじゃないかと思うからです。家族にバフをかけて元気いっぱい生きて欲しい。
もちろん、『聴く』ことを仕事にしたい気持ちもあります。
優先順位の問題で、今は①家族②仕事なのです。おそらく主夫という立場がそう思わせているところが強いと感じています。
現在、『聴く』を使った仕事を2本走らせ始めました。スキルシェアマーケットをいれると3つです。
『聴く』ことを仕事にしていきたいと動き出した今だからこそ、自分のリソース配分に注意していきたいと考えました。
そう考える理由として以下の仮説を立てました。
- プロの方が家族の話を聴きにくいと言っているのは、先にプロとして仕事にリソースを割いてしまったことで、家族に割くリソースが不足しているから
例えば、体力や精神力が有限な前提でフルタイムの仕事後にプライベートなトラブルと向き合うのは難しいですよね。帰りがけにお酒を買って、眠たいのにスマホを眺めてしまって、家族に悪態をつくのは誰にでもある経験です。
とは言っても、『聴く』プロの方はおそらく仕事と比べると相対的に家族の話が聴きにくいだけで、一般レベルから見たら家族のことも高いレベルで聴けているんだと思います。
プロとして仕事を止められない、もしくは止めたくないから家族に割くリソースが足りなくなる。ある一定レベルは聴けているから、それ以上はオーバースペックになってしまう。
そんな仮定をもとに以下の目標を立てました。
- 家族、特に妻とのやりとりを振り返り、私の聴く態度の向上を目指す
先に家族のことを聴ける状態を目指すのです。難しいことが出来たら、簡単なことはもっと簡単に出来るはず。利害関係がない第三者の話をもっと良く聴けるようになるはずです。
振り返りを多く行うことで、体験を濃くしていきます。
記事にすることが振り返りの一環です。
仮説が間違っているかもしれないけど、今はそう信じてひとまず走る。
そんな所信表明でした。
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