決して空になることがない水筒

育児日記
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こんにちは。
3児の父・ぴょん吉と申します。

今回は『決して空になることがない水筒』という話。


「水筒にいっぱい入れて」

4歳長男の意外な一言だった。水筒持参が保育園のきまりだ。長男の水筒はここ1年ほど空になったことがない。始めの頃は、脱水が心配だったので園ともやり取りをしていた。それでも水筒は空になることはなかった。

空にするとは、園に求め過ぎか?!いや、実は水筒の中身はほとんど減っていないのだ。それで夏場を乗り切ったのだから驚く。園が出すお茶を飲んでいるのだろう。

私は味についても気を付けた。特に水筒につく、独特のぬめりには注意が必要だ。飲まれずに帰ってきたお茶の味見をする。

長男も水筒から注いで飲む。なんなら飲み口に、口をつけて飲むこともある。コップ式なのにだ。4歳児らしい奇行だ。どうやら味が原因ではないらしい。

一通りやることをやった私は、水筒を満タンにすることを辞めた。理由は『飲まないから』の他に『登園時、カバンが重くて持てないと言うことが続いたから』だ。

こうなってくると、水筒を満タンにする理由の方がなくなってくる。『少ない方が、飲み切る満足感を得られる』なんてこじ付けも、『お茶を減らすんだ』と私の背中を押す。

念のため、長男にだけは了承をとった。むしろ喜ばれた。「いっぱい入れないでね」と言うようにもなった。

「水筒にいっぱい入れて」

そんな長男が言ったのだ。

理由は分からない。保育園で『暑くなるから、お茶をのみましょう』と言われたのかもしれない。喉が渇くようになったのかもしれない。何かが変化したのかもしれないし、そうでないかもしれない。おそらく解明は難しいだろう。

長男が元気なら、それでいいのだ。

ただ、それでも水筒のお茶が減ることはなかった・・・

気長に、気長に、様子を見ることとする。


それでは、またお会いしましょう。

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